カフェバイトの勤務中に時間が気になったり、効率よく仕事を進めるためには時計が必要ですが、腕時計を身に付けることは許可されているのでしょうか？また腕時計をする場合は、どのようなマナーがあるのかも気になる部分。
そんなカフェバイトにおける腕時計の疑問を解決します。
基本的に飲食店では腕時計をすることは禁止とされている所が多いでしょう。時間を確認するためのものですが、アクセサリーと同類とみなし、飲食店にはふさわしくないと判断しているためだと思われます。そのためカフェの場合も勤務中は原則腕時計を外すように言われることがほとんどで、時間を確認する場合はスタッフが見える位置に置き時計などを設置しておくことが多いようです。
また腕時計を禁止するのは衛生面で好ましくないことも理由の一つ。料理を運んだり調理をする立場の人は、常に清潔で衛生面に配慮をしなくてはいけません。ですが腕時計を付けた状態は雑菌がわきやすく、どうしても不衛生な印象を与えてしまいます。手を洗う際にも腕時計があると手首まで洗うことができないため、禁止としていることが多いでしょう。
最近はオシャレなカフェも増えてきており、働く側も自由なスタイルで働けることをウリにしている所もあります。服装や髪型が自由であったり、アクセサリー類を身に付けていても良いとしているカフェもあるため、その場合は腕時計をしても問題はないでしょう。
また料理を提供しない仕事内容なら、腕時計を付けていてもOK。たとえばレジ業務のみであったり、案内係の担当なら腕時計をしていても業務に支障をきたすことはありません。いずれにせよ腕時計を身に付けることは事前に確認しておくことが安心です。
カフェバイトでは水仕事も多いため、防水性能の腕時計を選びましょう。水がかかってしまったり汗をかいた時でも防水性能であれば安心です。洗い場で食器を洗ったり清掃業務が多いのであれば、５気圧防水の腕時計が良いでしょう。
腕時計は禁止されているものの時間を確認したい人におすすめなのがポケットウォッチ。腕に付けるタイプではないので、エプロンのポケットに入れておいたりカラビナなどを使ってパンツのベルトループに通すことも可能です。
カフェバイトで腕時計を付ける場合、お客様の前で時間を確認するようなことは避けましょう。店員がチラチラと時計を見ていたら、お客様は「早く帰った方が良いのかな？」と不安な気持ちになってしまいます。
お客様の方から時間を尋ねられる場合は別ですが、接客中やフロアに立っている時は極力腕時計を見ないようにしましょう。
腕時計を付けていると不衛生な状態になりやすいため、清潔さを保つ必要性があります。手洗いをする時は腕時計を外して手首まで入念に洗うことを意識しましょう。またこまめに腕時計のお手入れをすることも忘れずにしておきたいですね。
勤務中に時間を確認したい時がある場合、腕時計をポケットや見えない所に入れておくようにしましょう。禁止されているのにこっそり付けることは避け、時間を知りたい時だけ素早く確認できるように工夫することも一つのマナーです。
カフェバイトでは腕時計を付けることを禁止していることが多いですが、腕時計以外で時間の確認ができるようにしているカフェもあるため、そこまで心配する必要もないでしょう。
どうしても身に付けたい場合は、面接時に確認をしたり自由なスタイルで働けるカフェを選ぶと安心です。その場合は衛生面には配慮して、好ましい腕時計を選ぶようにしたいですね。
