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【例文あり】カフェバイトの志望動機の書き方とコツ

【例文あり】カフェバイトの志望動機の書き方とコツ
 
カフェバイトの求人を見つけて応募をすると、「履歴書を持ってきてください」と言われると思います。履歴書には志望動機を書く欄がありますが、どのようなことを書けばいいのか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか?
今回はそんなカフェバイトの志望動機の書き方のコツをご紹介します。例文もあるので、最後までぜひチェックしてみてくださいね。
 
 

 
 

1、そもそも志望動機って何?

 

志望動機=なぜ働きたいと思ったか

志望動機は、「なぜこの店で働きたいのか」という志望した理由を書く項目です。
それだけだと志望動機としては弱いため、数多く存在する店の中で応募先で働きたいと思った具体的な理由も述べると、熱意が伝わり印象が良くなります。
 

志望動機と自己PRの違いは?

一方自己PRは、「自分の強みやスキル、経験、能力をアピールする」項目です。これまでの人生の中で、自分が努力して身につけたスキルや経験、また人に誇れる能力などをアピールすることで、どれくらい応募先に貢献できるかを伝える意味があります。
接客経験やコミュニケーション能力が高いことはアピールポイントになります。応募先や仕事内容にマッチする自己PRを考えることが大切です。
 
 

2、志望動機を考えるポイント

 
【例文あり】カフェバイトの志望動機の書き方とコツ
 

簡潔に書く

志望動機は履歴書の限られたスペースの中に書かなくてはいけません。あれこれ伝えたいことを並べてしまうと、まとまりがなく何が言いたいのかわからない内容になってしまうため、志望動機は簡潔に書くのが基本です。
志望動機の書き方は、「志望理由」「具体的なエピソード・活かせるスキルなど」「目標や将来のビジョン」という流れで書くことが望ましいでしょう。これらの流れをベースに簡潔にまとめることを意識することが、志望動機を上手に書くコツです。
 

具体的に書く

志望動機では具体的なエピソードを一つ入れるようにしましょう。応募先を志すきっかけになったエピソードや、カフェバイトの仕事に活かせる自分の経験談など、面接官がイメージしやすいエピソードを書くことがポイントです。
具体的に書くことを意識するだけで、志望動機から受ける印象は大きく変わります。履歴書を書く際には、何か一つエピソードを考えておくようにしましょう。
 

応募先に関すること

志望動機の内容が思い浮かばない場合は、応募先に関する内容を書くのも効果的です。「雰囲気やスタッフに魅力を感じた」といった志望動機は、応募先に対しての理解をアピールすると同時に、働く意欲も感じてもらうことができるでしょう。
 
 

3、好印象な志望動機とは?

 

接客が好き

オシャレカフェはサービス業であるために、接客が中心となります。お客様をおもてなしする精神や気配り、誰とでも笑顔で話すことができるかは接客業においてとても重要視される点。
そのため志望動機では「接客が好き」ということを積極的にアピールすると好印象を持たれるでしょう。そのほかにも「カフェが好き」「オシャレな空間が好き」という点も付け加えるとより説得力が増し、なぜこのお店で働きたいと思ったかということが伝わりやすくなります。
 

飲食店勤務の経験あり

採用する側は、即戦力となってくれる人材を求めていることが多いもの。そのため飲食店勤務の経験者だと採用率が上がります。学生時代のアルバイトであったとしてもその経験は大いに活かせる、自分のアピールポイントとなるでしょう。
飲食店といってもそのジャンルは様々あります。居酒屋やレストラン、ファーストフード店などジャンルは違えど、飲食店としての基本は同じ。オシャレカフェという未知のジャンルであったとしても、今までの経験を活かしながら新たな知識やスキルを身に付けたいことを応募の動機とすると良いでしょう。
 

具体的なエピソードや目標

志望動機は他の面接者とは差別化できるような内容であるべきです。そのためには具体的なエピソードや自分の目標を示すと良いでしょう。
「自分好みのコーヒーを淹れてくれた笑顔が素敵な店員さんに憧れた」や「コーヒーのプロフェッショナルになっていずれは自分のお店を持ってみたい」などの内容は、面接官に好印象を持たれやすく、仕事に対する意欲までも感じてもらえることでしょう。
 
 

4、志望動機のNGワード

 
志望動機としてはふさわしくないNGワードというのも存在します。悪い印象を持たれたり、誤解を招くような言葉は極力言わないように気を付けましょう。
 

交通の便が良いから

職探しの時に重要な交通の便の良し悪し。たしかに通勤が便利なことは選ぶ上でチェックすることですが、そのことだけが志望動機と捉えられてしまうので言わないようにしましょう。
 

時給が良い

アルバイトは働いた分が給料となるため、時給が良いに越したことはありません。ですが「時給が良いから応募を決めた」とストレートに伝えるのはあまり良い印象とは言えません。
 

簡単そうだから

カフェはドリンクや食事を運ぶだけで簡単そうなイメージを持つかもしれませんが、そのことを志望動機として言ってしまっては、やる気のなさをアピールしているようなものです。少しでも忙しかったり大変な業務があると、すぐに辞めてしまうのでは?と思われかねません。
 

行ったことがない

面接を受けるカフェに実際に行ったことがないというのは、ややマイナスポイント。面接を受けるまでにできれば一度は訪れてカフェの雰囲気などを体感しておくようにしましょう。
どうしても難しい場合は、行ったことがないとしてもプラスの表現を付け加えると◎
 
 

5、カフェバイトの志望動機、例文(未経験者)

 

例①

私が貴店でバイトをしてみたいと思ったのは、料理を食べたり作ることが好きだからです。高校生くらいからお菓子作りをしたり、休みの日は夜ごはんを作ることもあり、今はカフェ巡りをするのも趣味の一つです。
カフェバイトをするのは初めてですが、料理に対する好奇心は人一倍強い方だと思うので、その気持ちを大切にして働きたいと思っております。現在、フリーターなのでフルタイムで出勤することも可能です。
 

例②

元々貴店のラテが好きで通っているのですが、「自分でこんな美味しいラテを作れたら」と思うようになり、この度応募をさせていただきました。今は子育て中で自分の時間を確保することは難しいですが、貴店のラテを子供のお昼寝中に飲むのが、何よりの楽しみになっております。
私はカフェで働いた経験はありませんが、手先の器用さやコミュニケーション能力は長けている方だと思っています。笑顔で明るい接客と、向上心を持って働くことを目標にしています。
 

例③

私は貴店の雰囲気やスタッフの方の気さくさに魅力を感じ、バイトをしてみたいと思いました。よく大学の帰りに利用させてもらっているのですが、勉強で疲れた時に貴店のコーヒーを飲んだり料理を食べると一気に元気になることができ、またスタッフの方の温かい対応にも心が癒されています。
バイト経験はありませんが、お店を好きな気持ちとやる気は誰にも負けません。たくさんの方にお店の魅力を知ってもらうために、おもてなしの気持ちを持って働きたいと思います。
 
 

6、カフェバイトの志望動機、例文(経験者)

 

例①

貴店のアットホームで地元の方から愛されている温かい雰囲気に惹かれ、この度応募させていただきました。
私はカフェでのアルバイト経験があります。全国に店を構えるチェーン店で2年間働いていました。初めての接客でうまくできないことも多かったものの、できなかった部分は家で反省をして改善するように心がけた結果、リーダーとして仕事を任されるようになりました。
居心地のよい空間を提供するためにも、これまでの接客経験を活かして働きたいです。
 

例②

私がこのアルバイトをやってみたいと思った理由は、自分の経験を活かして働くことができると思ったためです。
以前は販売のアルバイトをしており、服や雑貨など幅広い商品を販売していました。貴店はカフェとしての業務以外にも、インテリア雑貨やキッチン用品の取り扱いもしているということなので、それらの接客販売は、これまでの経験を活かすことができると感じ、応募させていただきました。
明るく笑顔で接客することが私のモットーなので、その気持ちを大切にして働きたいです。
 

例③

貴店で働くと、接客から調理、バリスタの知識やスキルも学べるという点に興味を持ちました。一つの仕事に限らず、オールマイティにこなせる人材を育成するという教育方針は、まさに自分の希望する働き方です。
以前はカフェではありませんが、飲食店でアルバイトをしていた経験があります。その店では客数が思うように伸びず集客に悩んでいた時期があったのですが、SNSを利用した集客を提案したところ、フォロワー数が3000人を超え、集客アップにつながりました。
いずれはアルバイトから正社員を目指して働くことを目標にしているので、即戦力となれるよう頑張りたいと思います。
 
 

7、面接前日の確認リスト

 
明日はいよいよ面接日。その前に事前の準備が肝心です。入念に確認をして万全の状態で面接に臨むようにしましょう。
 

<日時・場所>

● 面接日や時間を確認
● 面接場所は勤務するカフェ?それとも違う場所?
● 担当者の名前や連絡先
● 電車やバスの時刻、行き方などのチェック
改めて面接日や時間などを確認しましょう。開始時間の10分前には到着するようにしてください。早すぎるのも遅すぎるのもマナー違反となります。担当者の名前や連絡先を把握しておくことも大事です。万が一、面接時間に遅れそうな時ややむを得ない状況には、早めに連絡をしなくてはいけません。
 

<持ち物>

● 履歴書(職務経歴書)
● 筆記用具
● 身分証明証
● 印鑑
● スケジュール帳
履歴書は、ファイルなどにはさんでなるべく折らずに持っていくと好印象。写真を貼り忘れていないかもチェックしましょう。その他にもメモができるように筆記用具や、いつから勤務可能かを問われた際にスケジュール帳があると便利。身分証明証や印鑑は念の為持っていくと安心です。
 

<服装>

● 服装の指定はされたかどうか?
● 私服でOKなら、清潔感を重視した服装
案外忘れがちな服装のチェック。当日何を着れば良いか迷ってしまい、遅刻しそうにならないように事前に着る服を決めておきましょう。カフェの面接はアルバイトなら特に決まった服装はありません。飲食店なので清潔感のある服装が適しています。
正社員の場合は、スーツ、もしくは私服ならジャケットやカーディガン、スカートか、デニム以外のパンツなどのキレイめなスタイルが良いでしょう。迷った時はあらかじめ服装について確認をしておくと良いかもしれませんね。
 

<受け答えのシュミレーション>

● 志望動機を正確に言えるか?
● 自分の長所や短所を述べることができるか?
● 逆質問をいくつか考えておく
面接を成功させるには事前のシュミレーションが大切。何を聞かれるかを想定し、それに適した答え方をできるように練習をしておきましょう。また面接の最後に「何か質問はありますか?」と聞かれることがあるので、逆質問をいくつか用意しておくと良いでしょう。
 
 

8、まとめ

 
【例文あり】カフェバイトの志望動機の書き方とコツ
 
志望動機は履歴書で重要視される部分であり、また面接でも自分の口で伝えなくてはいけません。そのためしっかり自分の意見や熱意を伝えるためにも、まとまりのある内容を考えましょう。書き方のコツさえおさえておけば難しくはないので、ぜひご参考にしてみてくださいね。