アパレルとカフェが融合した店のことを「アパレルカフェ」と呼びます。近年、増加しているアパレルカフェは、普通のカフェとどのような違いがあるのでしょうか?
今回は、アパレルカフェの仕事内容や面接対策に役立つ情報を解説します。
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アパレルカフェとは「アパレルメーカーが運営するカフェ」のことで、おしゃれな空間が魅力です。
洋服や雑貨などの買い物をしながら飲食も楽しめるため、若い層を中心に、トレンドを発信する場所として近年増加しています。
来店したお客様を席にご案内したり、オーダーをとったりと、接客業務全般を行います。カフェといっても「フルサービス形式」と「セルフサービス形式」があります。
フルサービス形式は、店員がお客様のご案内・オーダー・配膳・会計などを全て担当する形式の店のことを指します。一方、セルフサービス形式は、注文を受けて会計を行ったら、お客様自身で席を決めたり後片付けを行ったりする店のことです。
店の形態によって仕事内容に違いはあるものの、接客にはコミュニケーション能力が必要不可欠です。忙しい時でも笑顔でお客様をお迎えし、一人一人に合った適切な接客が求められるでしょう。
コーヒーやラテなどのドリンク作りや、フード作りを行います。基本的にフード作りは、キッチンスタッフが担当しますが、セルフサービス形式の店では、お客様対応をしながらサンドイッチやドーナツなどの軽食の準備をすることもあります。
レジ業務では金銭を取り扱うため、ミスのないように慎重に行わなくてはいけません。最近は現金よりもキャッシュレス決済を使用するお客様も増加しているため、臨機応変な対応が求められます。
アパレルカフェは、通常のカフェでは得られない体験ができます。アパレルメーカーの独自のコンセプトやブランドの特性を活かした空間で働けるのは、アパレルカフェの最大の魅力です。
また、アパレルカフェは服装や髪型が自由の店が多いため、おしゃれをしながら働けます。ブランドの世界観に浸りながらおしゃれを楽しみつつ、さらに飲食の業務にも携われるため、カフェとアパレルのいいとこ取りができる働き方といえるでしょう。
正社員は、アパレル業務とカフェ業務の両方を担当することが多いでしょう。接客以外にも商品の管理や発注、スタッフのシフト管理、新人スタッフの教育など、幅広い業務を行います。将来的には、店長やスーパーバイザーを目指すことができます。
アルバイトは、アパレル業務の担当、もしくはカフェ業務の担当のように、業務を分ける店が多いでしょう。店によっても違いがあるため、求人の募集要項をよく読み、面接の際にどのような業務を担当するのかを聞いておくと安心です。
仕事内容は接客が中心で、経験を積めば在庫管理や発注などの業務も担当できます。アルバイトから正社員を目指したい人は、社員登用制度のある店を選びましょう。
パートで働く人は午前から夕方までの勤務が多いでしょう。家事や子育ての合間の時間を有効活用して働くため、短時間の勤務になります。
パートの仕事内容もアルバイトと同様、接客業務が中心です。ランチタイムは混雑するため、臨機応変に対応しなくてはいけません。
アパレルカフェは、ファッション業界の経験がなくても働ける場合が多いでしょう。人と円滑にコミュニケーションがとれて、ファッションにも飲食にも興味があれば、経験がなくても働くことは可能です。
学業との両立に忙しい学生や、Wワークをしたいフリーターが求人を探す時に重視するべきなのは「シフトの融通がきくこと」「短時間の勤務OK」など、働きやすい環境であるかという点です。
もし採用の条件が「フルタイム勤務ができる人」の場合、学生は不利になってしまいます。また、Wワークしたいフリーターにとって一つの勤務先で長時間拘束されるのはメリットがないため、働くのは避けた方がよいでしょう。
そのため、アパレルカフェで働きたい学生やフリーターは、時間の融通がきく求人に絞って探す方が効率的です。
アパレルカフェは、ブランドの世界観やコンセプトが店にも反映されているため、店内のインテリアや雰囲気がとてもおしゃれです。写真映えする料理やドリンクも多いので、おしゃれやトレンドに敏感な人にとって、やりがいを感じながら働けるでしょう。
アパレルカフェでは、接客マナーや言葉遣い、またファッションセンスなど、お客様の接客を通じて様々なスキルやセンスが身につきます。
アパレルカフェで培った経験やスキルなどは、キャリアアップや就職・転職の際に自分のアピールポイントになるでしょう。
アパレルカフェには独自のコンセプトや世界観があり、店員としてそれらを伝える役割があります。他のカフェよりも、アパレルカフェでは世界観を重視する傾向にあるため、やりがいや働くメリットを感じる場面が多いでしょう。
店によっても違いがありますが、業務はどちらかを担当することが多いでしょう。正社員の場合は、カフェとアパレルの両方を担当することもありますが、アルバイトやパートはどちらかの業務を行います。
ただ、勤務中に着用する服はアパレルで販売されている商品や、アパレルブランドのコンセプトを反映した制服を着用することが多いでしょう。
アパレルカフェは、服装や髪型は自由なスタイルで働けることが多いでしょう。自社ブランドのコンセプトに合った見た目を意識することと、飲食点の接客にふさわしい身だしなみを心がけることがポイントです。
アパレルカフェには、ノルマはありません。店の売上目標が決められていることはあっても、個人ノルマを課せられる心配はないため、安心して働けるでしょう。
シフトはアパレル販売員よりもカフェの方が融通がきくため、学生やフリーター、主婦にとって働きやすい環境といえます。ただ接客業なので土日にシフトに入れる人の方が、採用に有利になるでしょう。
アパレルカフェの求人は、ブランドの直営サイトやSNSをチェックしてみましょう。直営サイトやSNSなら求人の詳細以外にも、ブランドコンセプトや世界観、事業内容や従業員数などの情報も調べられるため、面接前の下調べとしても役立てることができます。
応募をする前に、一度はチェックしておくことをおすすめします。
求人情報を専門に扱うフリーペーパーや、ローカル求人誌などでも調べられます。自宅から通いやすい範囲の求人を効率よく探せたり、公に募集されていない求人を見つけることができたりもします。
カフェ求人を専門に扱うラテコなら、自分の希望する条件で効率よく求人を探せます。ラテコで求人を探すと、仕事内容や福利厚生などの情報を細かく知ることができ、さらに写真で職場の雰囲気も把握できるのが特徴です。また気になる店を比較できるのも、カフェ求人を専門に扱うラテコならでは。
応募するステップも簡単で、24時間いつでも求人をチェックできるため、ぜひご活用してみてくださいね。
未経験からアパレルカフェで働くためには、まず面接対策を入念に行いましょう。面接対策では、志望動機や自己PRなどを具体的に答えられるようにしておかなくてはいけません。
面接でよく聞かれる質問を元に、自分ならどのように回答するかを考え、何度も面接のシミュレーションをしましょう。
「志望動機を教えてください」
「自己PRをしてください」
「長所と短所は何ですか?」
「接客経験はありますか?」
「週に何日働けますか?」
「当店を利用したことはありますか?」
・履歴書や職務経歴書の準備
・応募先の下調べ
・清潔感のある身だしなみ
・持ち物、日時、場所の確認
・面接のシミュレーション
【関連リンク】
【回答例あり】カフェバイト・正社員の面接対策リスト
アパレルカフェの服装は自由な場合が多いですが、飲食店で働く以上、清潔感は必須です。そのため面接では、清潔感のある服装や身だしなみを心がけましょう。
面接は私服でも構いませんが、カジュアルすぎる服装や派手な服はNGです。あくまでも面接の場であることを踏まえたコーディネートを意識しましょう。
【関連リンク】
「その格好はOK?オシャレカフェの面接服チェックポイント」
・日付
・氏名
・生年月日
・住所
・電話番号
・学歴
・職歴
・志望動機、自己PR
・免許、資格
・本人希望記入欄
を記入します。履歴書によって項目の大きさに違いがあるため、自分のアピールしたいことが多く記入できるタイプを選ぶとよいでしょう。
履歴書は手書きでもパソコンでも、どちらでも構いません。それぞれのメリットとデメリットを踏まえた上で、自分が書きやすい方を選択して丁寧に記入しましょう。
また、履歴書には証明写真を貼る必要があります。面接が決まったら早めに準備をして、貼り忘れることのないように注意しましょう。
【関連リンク】
カフェバイトの履歴書|書き方と気を付けるポイント
挨拶は接客業の基本のため、面接時も意識しましょう。また、接客業には正しい言葉遣いが求められます。バイト敬語といわれる間違った敬語の使い方は、不快な印象を与えるため注意が必要です。
そのほかにも、身だしなみや立ち居振る舞いなどにも気を配り、アパレルカフェで働くための基本マナーは身につけておきましょう。
アパレルカフェはおしゃれな空間で働けるため、若い女性を中心に人気の仕事です。ファッションもカフェも好きな人にとっては、やりがいを感じながら働くことができるでしょう。