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カフェバイトの履歴書|書き方と気を付けるポイント

カフェバイトの履歴書|書き方と気を付けるポイント
カフェバイトの面接を受ける時に、必要になる履歴書。ただ、バイト経験がない人にとって、履歴書はどのように書けばいいのかわからないですよね。また、何度か書いたことがある人でも、間違った書き方をしている場合もあるため、改めておさらいしておきましょう。
今回は、カフェバイトの履歴書の書き方や、気を付けるポイントをご紹介します。
 

1、履歴書とは

カフェバイトの履歴書|書き方と気を付けるポイント
 
履歴書は、面接時に必要となる書類です。履歴書には自分のプロフィール、学歴、経歴、資格、志望動機などを記入します。
応募先にとって履歴書は、応募者の情報や人物像を把握することができるため、面接や採用の判断をする上で欠かせない大切な書類です。
履歴書を書く際には、丁寧な字で記入漏れのないようにしましょう。顔写真を貼り忘れる人もいるため、カフェバイトの面接が決まったら早めに準備しておくと安心です。
 
 

2、履歴書の基本


 

黒いボールペンで書く

履歴書は黒いボールペンで書くのが基本です。シャープペンシルや鉛筆、黒以外の色のボールペンを使用するのは避けましょう。消えるボールペンもNGです。
 

間違えた場合は書き直す

履歴書を書いていて間違えた場合は、新しい履歴書を用意して書き直しましょう。修正液や修正テープを使うのはマナー違反です。
 

学歴や経歴は事実を書く

学歴や経歴を偽るのは、もちろんNGです。入学と卒業の年号、学校名などは正しく記入し、偽りのない情報を書くようにしましょう。
 
 

3、基本項目の書き方


 

日付

履歴書を面接日に渡すなら面接の日を記入します。もし、事前の郵送で提出する場合は、ポストに投函する日を記入しましょう。
元号で書くのが一般的ですが、西暦でも問題ありません。ただ、履歴書では全てどちらかに統一して書くのがマナーです。
 

氏名

氏名は戸籍通りの正しい字を書くようにします。ふりがなは「ふりがな」なら平仮名で、「フリガナ」ならカタカナで書くのがマナーです。苗字と名前は少しだけスペースをあけると見やすくなります。
 

生年月日

日付で記入した元号、もしくは西暦に合わせて記入します。
 

住所

都道府県名から書き、マンションやアパート名も正しく記入します。ふりがなを記入する欄があれば、忘れずに書くようにしましょう。
 

顔写真

履歴書に貼る顔写真は、3ヶ月以内に撮影した「縦4cm×横3cm」のサイズの写真を用意します。証明写真機で撮影してもよいですが、時間に余裕があれば写真館で撮影してもらうのがおすすめです。
顔の印象がよくわかる写真でなくてはいけないため、身だしなみを整えて前髪が顔にかからないように注意して撮影しましょう。
念の為、写真の裏には名前を書いてから貼ると安心です。また、最初に写真を貼ると、万が一記入ミスをした際に写真が無駄になるため、履歴書を全て記入し終わってから貼るようにしましょう。
 

電話番号

面接の合否連絡は電話で行うことも多いため、確実に繋がる電話番号を記入します。記入する時は、6と0、1と7などの見間違えやすい数字もあるため、はっきりと丁寧に書くようにしましょう。
メールアドレスを記入する際は、迷惑メール設定の解除をして、連絡が届く状態にしておくことも忘れずに。
 
 

4、学歴・職歴欄の書き方


 

学歴

①1行目の中央に「学歴」と記入します。
②入学または卒業した年月日を記入します。(元号、西暦は日付欄に書いた方で統一)
③学校名を記入します。「◯◯県立」「私立」なども略さずに正式名称で書き、学部・学科・専攻も忘れずに記入しましょう。在学中の場合は、学校名を書いた後に「在学中」と記入します。
 
カフェバイトでは学歴は重視されませんが、自分のこれまで通った学校の情報は正しく記入しましょう。
基本的に、小・中学校は卒業した年月日のみ、高校からは入学した年月日と卒業した年月日を書きます。学校名は省略せずに、正式名称で書くのが常識です。「高校」も「高等学校」と書きましょう。
 

職歴

①学歴の下に職歴を記入します。学歴と同様に、中央に「職歴」と書いて、その下の行からこれまでの職歴を書いていきます。
②アルバイトを始めた年月日を記入します。(元号、西暦は日付欄に書いた方で統一)
③勤務した会社・店名を記入します。「◯◯カフェ アルバイト勤務(ホール)」など、アルバイト勤務であることや、担当している仕事を書くとわかりやすいでしょう。
④最後に、改行した行の右端に「以上」と記入します。
 
アルバイトの経験がある人は職歴欄に記入しましょう。職歴は学歴の下に記入します。アルバイト経験が多い場合は、カフェバイトに関連するバイト歴に絞って書くとよいでしょう。
もし、アルバイト経験がない人は、職歴の見出しの下に「なし」と記入します。
 
 

5、カフェバイト向きの志望動機・自己PRの書き方


 

志望動機

志望動機では、「なぜその店で働きたいと思ったのか」という理由やきっかけを記入します。応募先の店を選んだ理由やカフェバイトをしたいと思ったきっかけを、具体的に書くことがポイントです。
カフェバイトで好感を持たれる志望動機は、「料理やコーヒーが好きだから」「店員の接客がよかったから」「店のファンだから」など、熱意が伝わる内容がよいでしょう。
 

自己PR

履歴書の自己PRは、「自分の強み」「スキルや経験」などをアピールする項目です。カフェバイトの経験がなくても、自分の性格、過去のアルバイト経験、学生時代の部活動などから「働く上で活かせること」を、自己分析をして探してみましょう。
カフェバイトの自己PRでは、コミュニケーション能力をアピールできると好印象を与えることができます。
 
【関連リンク】
最新版【例文あり】カフェバイトの志望動機|NG例も紹介
オシャレカフェ面接で好印象を持たれる自己PR
 
 

6、免許・資格の書き方


 
①取得した年月日を、古いものから順番に記入します。(元号、西暦は日付欄に書いた方で統一)
②自動車免許を書く場合は、「普通自動車運転免許 取得」と記入します。
③そのほかにも、取得した免許や資格がある場合は、正式名称で記入します。
 
免許や資格は、ないからといって採用に不利になることはありませんが、学習意欲の高さをアピールすることにつながるため、ぜひ記入しましょう。
 
 

7、本人希望記入欄


 

勤務時間

本人希望記入欄には、カフェバイトをする上で希望することや、知っておいてほしいことを記入します。
シフトに入れる時間帯や働ける時間、出勤できる日数や曜日など、勤務時間に関する希望はこの欄に書くとよいでしょう。
 

勤務地

募集店舗が複数ある場合は、希望する勤務地を記入しておきましょう。特に希望がなければ「配属に従います」と書きます。
 

職種

カフェバイトでは、ホール、キッチン、バリスタなど、希望を聞かれる場合もあります。自分のやりたい職種やポジションを記入しておくと、希望が伝わりやすいでしょう。
 
【関連リンク】
「カフェバイトの履歴書「本人希望記入欄」に書いていいこととは?」
 
 

8、履歴書で気を付けるポイント

履歴書は手書きでないとダメ?

履歴書は、手書きでもパソコンでもどちらでも問題ありません。応募先から指定されていればその方式に従うべきですが、見やすく丁寧に書かれていればどちらでも大丈夫です。
手書きで書く場合は、文字の大きさやバランスに気を付けて、丁寧に書くことを意識しましょう。誤字・脱字があったり修正箇所があったりと、雑な文字の書き方は印象が悪くなるため、注意が必要です。
パソコンで書く場合は、書体に気を付ける必要があります。履歴書のようなビジネスシーンで使う文書に関しては「明朝体」が基本なので、特殊な書体を使うのは避けましょう。
 

履歴書でお店をどのように呼ぶ?

履歴書では、応募先のことを指す場合「貴社」または「貴店」と呼ぶのが正解です。ただ、貴社も貴店も書き言葉になるため、面接では「御社」「こちらのお店」と使うようにしましょう。
 
<履歴書のNGポイント>

誤字、脱字や修正箇所が多い

履歴書は、ミスのないように丁寧に書く必要があります。誤字・脱字が目立つ文章や、修正テープで消した箇所があると、印象がかなり悪くなってしまいます。
履歴書を書く時は、下書きを見ながら書くか、どうしても手書きが難しい場合はパソコンで書くようにしましょう。
 

空欄はNG

履歴書は全て記入するのがマナーのため、空欄はNGです。もし該当することがない場合は、「特になし」と記入しましょう。
 

履歴書のコピーや使い回しは控える

いくつかの店の面接を受けることもあると思いますが、履歴書を何枚も用意するのは大変だからといって、コピーした履歴書を使ったり、志望動機を使い回しするのはやめましょう。もしコピーや使い回しが判明すると、やる気がないと判断され、不採用になることもあるので注意してください。
 
 

9、まとめ

カフェバイトの履歴書|書き方と気を付けるポイント
 
カフェバイトの履歴書の書き方をご紹介しました。履歴書を書き慣れていないと、どんなことを書けばいいのかわからない人も多いと思いますが、書き方のポイントをおさえておくことが大切です。
面接官に好感を持ってもらえるような、丁寧な履歴書を目指しましょう。