オシャレなカフェが増えてきていますが、そこで働いているのはみんなかわいかったりイケメンな人が多いイメージがありませんか？そうなると「カフェバイトは顔採用をしているのではないか？」という疑問が生まれますよね。
実際に顔採用を行なっているのか、カフェバイトの採用の基準について迫ってみました。
カフェバイトで顔採用を行なっているところは、ほとんどないと思って良いでしょう。よほど店長に偏った考え方がない限り、基本的に顔だけで採用の有無を決めていることはありません。
それよりも人柄や雰囲気を重視される傾向にあり、接客業としてふさわしい応対や身なりができているかが重要な判断基準となります。
いくら顔が良くてもやる気がなかったりなかなか仕事を覚えなくては、採用しても意味がありません。働く意欲が感じられるような、内面を重視した選考をしているカフェが多いでしょう。
カフェバイトは顔立ちが整っていれば勤まるというわけではありません。接客業の基本と言える、笑顔で対応できるか？が採用されるポイント。
カフェは忙しい時間帯があったり時には理不尽なことを要求するお客様もいます。そんな時にムッとした表情になったり疲れが態度に出てしまうのは、店員としてふさわしくありません。
にこやかに笑顔で対応することができ、感情が顔に出ないよう自分をコントロールすることが求められます。カフェバイトの面接では明るく笑顔で望むようにしましょう。
言われたことを素直に聞くことができたり、間違いを直すことができる柔軟性があることは仕事をする上で大切なこと。店長や先輩に指摘されたことを改善したり、お客様から受けた要望などに対して柔軟に対応できる人は接客業に向いています。「でも」「だって」と言い訳をするような人と、一緒に働きたいとは思いませんよね。
素直に人の話を聞くことができるかは、採用の時にチェックをされる部分だと言えるでしょう。
見るからにかわいい子が面接に来たとしても、店側が提示している勤務条件を満たしていなかったら採用に繋がることはないでしょう。週に働ける日数や時間をクリアしていないと、面接では落とされてしまう可能性も。
看板娘として立っているだけの人を採用したいわけではなく、一緒に頑張って働けるスタッフを採用することが目的なので、応募の際には勤務条件を満たしているかも確認しましょう。
カフェバイトの経験がなかったり顔に自信がない人でも、面接の時に志望動機や自己PRでやる気を伝えれば採用につながります。経験者や顔が良い人は何かと優遇される印象を持ちますが、実際は仕事へのモチベーションが高くないと長く働くことはできません。
もし自分の中で自信が持てない部分があっても、「このカフェで働きたい」という熱い気持ちをしっかりアピールしましょう。
カフェバイトをするなら、できるだけ自分の希望に合致するカフェを選ぶようにしましょう。たとえば服装や髪型は自由なスタイルで働きたいのであれば、私服勤務ができるカフェや髪型やネイルがOKなカフェを探しましょう。
飲食店では身なりに関する縛りを設けていることがありますが、オシャレなカフェの場合は自分らしく働ける環境を大切にしているところが多いです。ですがいくら自由なスタイルでも清潔感を意識することは忘れずに。
学生がバイトをする場合、シフトの融通がきくカフェの方がありがたいですよね。「週２日〜」や「１日３時間からOK」などの条件を提示しているカフェは、シフトの面で調整をしてくれます。
学業もバイトも両立するなら、このような働きやすさが叶うカフェを探してみましょう。
ただバイトをしてお金を稼ぐだけでは物足りないと感じる人には、スキルを磨くことができるカフェがオススメ。カフェで働けば接客マナーや社会人としての一般常識などが身に付きますが、より専門的な知識を学びたければ、キッチンスタッフやバリスタを目指してみるのも良いでしょう。
その分覚えることや大変な作業もあるかもしれませんが、身に付けたスキルは必ず役立てることができます。また就活の際にも自分の強みとしてPRしたり経験を活かすこともできるので、ポテンシャルの高い人はカフェバイトをしながらスキルを磨いてみてはいかがでしょうか。
カフェバイトは顔採用をしているイメージがあったと思いますが、それよりも接客業にふさわしい人柄や身なりであるかが採用の時には重視されます。
自分らしさを大切にしながら働くにはまず希望やコンセプトに合うカフェを選んで、面接の時には熱意を伝えるようにすれば採用につながるはずです。笑顔で楽しく働けるカフェを見つけましょう。
