カフェバイトはアットホームな雰囲気で楽しく働けることが特徴ですが、なかにはブラックなカフェも存在するようです。不満を抱えながら仕事をすることはストレスになり、働く意欲もなくなってしまうため、できるだけホワイトなカフェを選ぶことが重要です。
自分らしく働ける条件や環境が整ったカフェを選ぶポイントを伝授します。
まずホワイトなカフェの特徴は、勤務時間内に仕事を終えられることが基本です。シフトで決められた勤務時間通りに働くことは、当たり前のようで実は守られていないところも多く存在します。
ホワイトなカフェの場合、退勤時間の前になったら他のスタッフに引き継ぎをしたり、スムーズに帰ることができるように店側から声をかけてくれます。もし接客が長引いてしまったりやむを得ず残業が発生する時は、働いた分の残業代を支払われることが普通です。
働く際には人間関係が良くないことには楽しく働くことができません。店長が嫌な人だったりスタッフとの相性が悪いと、どうしてもギスギスした関係性になり業務にも支障をきたしてしまいます。
カフェバイトは同世代の仲間が多くアットホームな雰囲気であるため、そのようなカフェはみんな仲が良いことが特徴といえるでしょう。
働く上でのモチベーションとなるのは給料の良さだと思います。バイトの場合は時給が高いことで、仕事の質や向上心も上がりますよね。時給の良い悪いだけでホワイトかブラックかを判断する基準にはなりませんが、時給の高さは、店の業績が良いことやスタッフを大切に扱ってくれることの表れでもあります。
できるだけ高時給なカフェを選ぶようにすると、やりがいを持って働くことにつながるでしょう。
一方でブラックなカフェの特徴は、自分の希望が通らないような環境であることです。「この日は休みたい」といった希望を出しても受け入れてくれなかったり、反対に無理なシフトを組まれたりするカフェはブラックな確率が高いでしょう。
もちろん全ての希望が通るとは限りませんが、スタッフが気持ちよく働ける労働条件や職場環境でないと理想的な働き方はできなくなるでしょう。
ブラックな典型例ともいえるタダ働き。残業をしているのに給料がつかなかったり休日出勤をさせられるようなところは、最近はかなり減ってきてはいるものの、ゼロではないようです。特にカフェはお客様相手の仕事なので、混雑している時や接客中であればどうしても時間通りに退勤できない現状もあります。本来なら働いた分はバイトでも残業代がつくものですが、うやむやにされたり暗黙のルールのようなものでタダ働きが当たり前のような風潮になっていてはいけません。
求人を探す際には「残業なし」と明確に表記されているカフェを探すようにしましょう。
カフェのピークタイムはランチの時間帯で、非常に忙しくなります。ほとんどのカフェはランチタイムが過ぎて、お客様の数も減った頃に休憩を取ることが一般的。スタッフで交代で休憩を取ったり、ランチタイムの後に一旦店を閉めるようなカフェならみんなでまかないを食べて休憩をすることもあるでしょう。
ですが忙しさにまぎれて休憩をさせてもらえなかったり、本来取れるはずの休憩時間を短縮されてしまうようなところはブラックである可能性が。忙しいと休憩を取りにくいと感じるかもしれませんが、６時間以上勤務する人なら休憩を取る義務があるためしっかり体を休めることは必要なことなのです。
カフェバイトをしたい人は、まず働いてみたいカフェに行ってみるようにしましょう。実際にお店に行くと、店の雰囲気や混雑状況などを知ることができます。労働条件についてはわからなくても、スタッフの同士の関わり方や仲の良さなどは伝わると思います。
「もし自分が働いたら？」ということをイメージしながらチェックしてみると、いざ働くようになってからでも安心してスタートすることができるでしょう。
どんな仕事にも給料とは別に、待遇が設けられています。バイトの場合は正社員ほどの待遇を受けることはできませんが、それでも働く上でメリットとなる待遇をしてくれるカフェは多く存在しています。
例えば交通費の支給や食事手当（まかない）があること、昇給や昇格の制度があればいずれバイトから正社員を目指すことも可能かもしれません。
それらの待遇面に力を入れているところは、働きやすい環境が整っていることが多いので、ホワイトなカフェである特徴ともいえるでしょう。
カフェバイトはせっかくなら楽しみながら働きたいですよね。仕事だからといって無理な条件を強いられたり、我慢しながら働くのは間違っています。ただ「仕事が忙しいし、覚えることがあって大変」ということがブラックに当てはまるわけではありません。
バイトでも責任を持って仕事をすることは基本ですが、充実して働けることが何よりも大切なこと。自分らしく働けるカフェを探してみてくださいね。
