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カフェ店長のお仕事内容は?店長までの道のりを紹介

カフェ店長のお仕事内容は?店長までの道のりを紹介
憩いの場として多くの人が利用するカフェ。そんなカフェで店長として働いてみたいと思ったことはありませんか?店長クラスともなれば、その肩書きだけでなく給与も上がり、業務内容も多岐に渡るため、やりがいを感じながら働くことができます。
そんなカフェ店長の仕事内容や、どうすれば店長になれるか?をご紹介します。

 

 

 
 

1、カフェ店長の役割は?

カフェの責任者

カフェの店長はお店の責任者としての役割をもちます。従業員である正社員やアルバイト・パートの中のトップであり、お店の代表という立場なので、何かトラブルがあった時も店長が責任をもって対応しなくてはいけません。
常にリーダーとして行動することが求められる、非常に重要なポジションであり、なおかつやりがいを感じられるのが店長の役割と言えるでしょう。

 
 

スタッフの育成

店長は一緒に働くスタッフの育成も行います。新人スタッフの採用や業務のレクチャーをはじめ、さらなるサービスレベルの向上を目指して、細かな指導をする場面もあるでしょう。そのためには自分自身も指導できる立場としてのスキルを身に付ける必要があります。また店長とスタッフの間に溝が生まれないためにも日頃から密なコミュニケーションをとったり、風通しの良い雰囲気作りをすることも店長には求められるでしょう。
 
 

カフェの運営・売上管理

カフェの運営業務や売上管理も店長に任される大切な仕事の一つ。毎日の業務をスムーズに行うために様々なことに気を配り、お客様をおもてなしする準備をしたり、スタッフが快適に働けるような環境を整えるのも店長がするべきことと言えるでしょう。
また一日の予算や月予算を決めてそれを達成するために、マネージャーと共にあらゆるアプローチを考えたり戦略を練るなど、カフェの運営に携わることも役割の中に含まれるでしょう。
 
 

2、カフェ店長の実際のお仕事内容

カフェ店長のお仕事内容は?店長までの道のりを紹介
 

接客

店長はホールに出て全体の流れを見ながら接客を行います。お客様からオーダーをとって、料理を運んだり、食べ終えたお皿を下げたりといった基本のホール業務やご案内はもちろんのこと、ホールスタッフの様子や仕事ぶりなどもチェックしなくてはいけません。
特に新人スタッフが自分が何をすれば良いかわからずボーッとしていたら仕事を割り振ってあげたり、休憩時間のスタッフには声を掛けてあげるなど、店長は接客をしながらそのようなことも気にかけて仕事をする必要があります。
またスタッフのミスなどによりお客様からクレームを受けた場合、店長が責任者として誠意を持って対応するようにしましょう。
 

調理

キッチンスタッフには料理長を雇っていることもありますが、店長という立場上ある程度の調理方法や知識も身に付けておく必要があります。ピークタイムで忙しい時はキッチンに入って調理をすることもあるでしょう。
スタッフに指示を出すにしても、料理を提供するまでにかかる時間や一連の流れを知っていないと正しい指示を出せないため、接客・調理どちらの業務もひと通り行えることが店長には求められます。
 

シフト管理

スタッフのシフト管理も店長が行います。スタッフ全員の出勤を希望する曜日や時間帯をあらかじめ把握しておいて、それに基づいて2〜4週間分のシフトを作成しスタッフで共有できるようにします。
シフト作成を適当にやってしまうと、業務に影響が出てしまったりスタッフからの信頼を失ってしまうことにもなりかねません。カフェの運営に支障をきたさないようなシフトの組み方や、できるだけ希望通りになおかつ早めに作成することがポイントです。
 

面接

求人募集を行なって応募者がいた場合、店長が面接を行うことになります。チェーン店などであれば本社の人事スタッフやマネージャーが行うこともありますが、店長も面接には立ち会うことがほとんどでしょう。
「今必要な人材はどんな人か?」「どれだけ出勤できるか?」など新たなスタッフの一員になる人を決める大切な場なので、しっかりと責任を持って見極めるようにしましょう。
 

本社とのやりとり

店長はその店舗の代表として、本社とやりとりを行うことも多いです。現場の雰囲気やお客様の声というのは実際に働くスタッフや店長にしかわからないこと。それを的確に本社に報告し、また本社からは売上や販促物に関しての指示や、食材管理や在庫管理などについても話し合うことがあります。また定期的に店長会へ出席することもあるでしょう。
店長は、責任者としてあらゆる報告をしたり指示を受ける機会が多いと考えておきましょう。
 

裏方作業(売上管理・報告書作成・仕入れ・マーケティングリサーチ…)

ざっくりと裏方作業とまとめましたが、どれもカフェの運営には重要な仕事ばかりです。毎日の売上や客数をチェックしたり、報告書の作成、コスト管理、在庫管理、備品管理なども行います。発注や仕入れに関してはスタッフで分担して任せることもありますが、最終的な判断をするのは店長なので責任が伴います。
また新メニューの考案やマーケティングリサーチなども積極的に行うことで、売上アップや質の良いサービスを提供することにもつながります。そのため地味な裏方作業も店長には欠かせない仕事と言えるのです。
 

メディア対応

人気のカフェや話題性のあるカフェは取材依頼があることも。そのようなメディア対応も店長がやることが多いでしょう。カフェの顔として表立ってPRすることになるので、イメージが悪くなるような言動や振る舞いは慎んで、「行ってみたい!」と思わせるような効果的な宣伝を行いましょう。
 
 

3、カフェ店長のやりがい、大変なこととは?

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マネジメント能力が身に付く

カフェ店長として働くと必然的にマネジメント能力が身に付きます。カフェ運営のノウハウや売上を意識すること、またスタッフの育成や指導などからこのスキルを習得することができるでしょう。
マネジメント能力は店長には欠かせないスキルであり、またキャリアアップをしてマネージャーになったり、もし転職をしてキャリアチェンジをした場合でも自分の武器となり大きく活躍することができます。
自らがリーダーとなってこの能力を発揮して仕事をしている瞬間に、店長だからこそわかるやりがいを感じられるでしょう。
 

頼りにされる

お客様からすると”店長”という存在は大きな信頼感を得られます。それはスタッフにとっても同じで、店長が休みや不在の日は、きっとそわそわした気持ちになり不安な状態に陥ると思います。
それは店長の存在が大きく、頼りにされているということ。人から信頼を得て自分のことを高く評価されると、モチベーションが上がり仕事の質も向上することでしょう。
 

給与が上がる

店長になると責任ある仕事を任されるようになるため、給与が上がります。月給30〜40万円ほどを目指すことも可能なので、それがやる気につながることでしょう。
忙しい業務内容ではありますが、有給や特別休暇などの待遇面が良いカフェも多いため、入社の際にはチェックしておくと良いでしょう。
 

責任やプレッシャーを感じる

大きなやりがいを感じられる店長には、その分責任やプレッシャーといった負担がかかります。シビアな話、結果がすべてなので売上を出せなければ責任を感じることでしょう。また競合店や他の店舗の方が売上が勝っていたり良い評判が耳に入ると、店長として焦りや不安を抱えることもあるかもしれません。
プレッシャーをマイナスに捉えるのではなく、期待や信頼をされている証拠だと切り替え、一緒に働く社員やアルバイト・パートの仲間たちと一致団結して解決していくことが理想の姿と言えるでしょう。
 
 

4、カフェ店長になるには?

カフェ店長のお仕事内容は?店長までの道のりを紹介
カフェの店長になるには、「アルバイトから目指す」か「店長候補の求人を探す」方法があります。まず社員登用制度があるカフェなら、アルバイトとして勤務した後社員になるための試験や面接を受けます。晴れて採用となれば正社員として採用され、もし能力を評価されたら店長として働くことも可能でしょう。
また求人で検索をすると「店長候補」や「店長募集」といった募集がされていることもあります。その場合は経験者が優遇されますが、未経験でも挑戦できるカフェもあるようです。カフェの店長にはリーダーシップ力やコミュニケーション能力の高さが必要なスキルとなるので、自己PRでしっかりと伝えることが肝心です。
 
 

5、まとめ

カフェ店長のお仕事内容は?店長までの道のりを紹介
カフェ店長のお仕事内容についてご紹介しました。アルバイトから店長にステップアップしたい人、今まで培った経験をもとに店長になりたいと思っている人など、それぞれ目指し方があると思います。
店長にはたくさんのやるべきことがあり大変な仕事ではありますが、やりがいを感じることは間違いありません。
リーダーシップを発揮して、みんなが憧れる店長を目指してみませんか?