【例文あり！】カフェバイトの面接、「逆質問」で何を聞く？

• 1、面接官が逆質問をする理由
• 2、逆質問はした方がいい？
• 3、好印象な逆質問の例文
• 4、逆質問のNG例
• 5、まとめ

１、面接官が逆質問をする理由

応募者の意欲を知るため

面接官が逆質問をするのには、応募者の意欲を知る目的があります。面接中のやりとりで話題にあがったこと以外で、「わからなかったこと」「もっと知りたいこと」などを聞くことができる応募者は、意欲的な人材だということがわかります。
また応募先について入念に下調べしていることもうかがえるため、その熱意が評価につながります。
 

ミスマッチを防ぐため

「実際に働いてみてイメージと違った」という応募者のミスマッチが起きてしまうと、長続きしません。店側もせっかく採用した人材に、すぐに辞められるのは大きな負担となります。
そのようなミスマッチを防ぐためにも逆質問を通して、疑問や不安を解消する意味があります。
 
 

２、逆質問はした方がいい？

逆質問が思い浮かばなかったからといって不採用になるとは限りません。面接でのやりとりがしっかり行えていれば、特に影響はないでしょう。その場合は「わかりやすく説明していただいたので、疑問点はありません」と答えると好感を持たれます。
ただ逆質問をした方が意欲的な姿勢をアピールできるので、できればいくつか聞きたいことを考えておくと安心です。
 
 

３、好印象な逆質問の例文

例①「働いている方の年齢層や男女比を教えてください」

→カフェバイトをする上で気になる人間関係について。自分と同じ境遇や共通点があるかを聞いておくと、安心して働くことができます。
 

例②「お客様はどのような方が多いですか？」

→お客様の年齢層や特徴を聞くための逆質問です。カフェのジャンルや営業時間帯、エリアによっても客層は異なります。仕事に対して真面目に取り組む姿勢をアピールしましょう。
 

例③「いずれは正社員として働きたいと思っています。正社員登用制度で、実際にキャリアアップをした方はいますか？」

→キャリアアップについての逆質問は、やる気を伝えるために効果的です。キャリアアップの実績やどのような人が正社員になったのか、具体的に聞くようにしましょう。
 

例④「学業とアルバイトの両立をしたいのですが、勤務時間や出勤日数について詳しく教えてもらえますか？」

→高校生や大学生などの学生にとって、シフトについては気になる部分だと思います。「週にどれくらい入らないといけないですか？」など、ネガティブな聞き方にはならないように注意しましょう。
 

例⑤「研修期間と研修内容について教えてください。また働く前に準備しておいた方がいいことはありますか？」

→カフェバイトは研修があることが多いため、その期間や内容について聞いておくと働く前の不安が解消されるでしょう。また働く前にやっておく準備や、用意するべきものの確認をしておくと安心です。
 
 

4、逆質問のNG例

待遇や時給に関すること

逆質問で「社員割引で安くコーヒーを飲めますか？」「時給は何をすれば上がりますか？」などの待遇や給料に関することは控えましょう。
もしこれらのことを聞きたい時は、「楽しく働ける環境が魅力だとうかがいましたが、スタッフの方はどのような部分に魅力を感じていると思いますか？」というニュアンスで聞くようにしましょう。
 

調べればわかることを聞く

カフェバイトの面接を受けているということは、求人情報を見た上で応募をしていることになります。それなのに、求人情報に掲載されていることや調べればわかることを逆質問で聞いてしまうと、「何も準備をしていない」と判断され、マイナスな印象を与えてしまいます。
また面接官が説明したことを繰り返すのも、話を聞いていないことを露呈しているようなものなので気をつけましょう。
 

逆質問をしない、黙り込む

「逆質問はありますか？」と聞かれた際に、「わかりません」「特にありません」という答え方をしてしまうのは、印象がよくありません。また黙り込んでしまったり、適当にはぐらかすのも不真面目なイメージを与えてしまいます。
カフェバイトの面接では逆質問をされるものだと想定し、面接前にいくつか聞きたいことを考えることが基本です。
もし本当に聞きたいことが何もない場合は「不明点は全てお聞きできました。ありがとうございます」と伝えるようにしましょう。
 
 

5、まとめ

逆質問をすることで、働く意欲や熱意をアピールするきっかけにもなるので、事前に聞きたいことを考えておきましょう。
もし聞こうと思っていたことがすでに話題にあがってしまった場合は、「先ほどの◯◯についてもっと詳しくお聞きしてもよろしいですか？」と補足して聞くのがポイントです。