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カフェバイトで腱鞘炎になるってホント?なった時はどうする?

カフェバイトで腱鞘炎になるってホント?なった時はどうする?
 
カフェバイトは料理を運んだり調理をしたりと、手首に負担がかかりやすい仕事内容です。そうすると手首を痛めて腱鞘炎を引き起こすリスクが高くなります。実際、カフェバイトをして腱鞘炎になった経験がある人もいるのではないでしょうか?
今回はカフェバイトをして腱鞘炎になった場合の対処や、「アルバイトでも労災を申請することが可能なのか?」という点について解説したいと思います。
 
 

 
 

1、カフェのバイトで腱鞘炎になることもある?

 
カフェバイトで腱鞘炎になるってホント?なった時はどうする?
 
カフェバイトのホールは、食器やドリンクを運ぶためどうしても手首に負担がかかってしまいます。特に重い食器やドリンクを何個もトレイに乗せて運ばなければいけない店だと、手首が痛くなり腱鞘炎に悩まされる人も少なくないでしょう。
キッチンの場合は、料理の際にフライパンを振ったり重い鍋を持ったりすることにより、手を痛めやすくなります。これらの作業を毎日のように行なっていると、手首にダメージが蓄積されて腱鞘炎になってしまいます。
全ての人がなるわけではありませんが、カフェバイトの仕事内容を考えると腱鞘炎になるリスクは高いといえるかもしれません。
 
 

2、病院代はどうする?労災について

 
もしカフェバイトをして腱鞘炎になったら、病院に行って処置をしてもらう必要があります。その際に発生する病院代は、全額自己負担しなくてはいけないのでしょうか?
腱鞘炎になった原因はカフェバイトの仕事内容がきっかけとなるため、労災として認められる可能性が高いでしょう。そもそも労災とは「労働災害」が正式名称で、勤務中や通勤中にケガ・病気などが発生することを意味しています。
労災には労災保険という制度があり、仕事がきっかけによるケガや病気であると認められると、病院代などの治療費が支払われるようになっています。
もしカフェバイトがきっかけで腱鞘炎になってしまったら、まず店長に相談をしてみましょう。病院は労災指定病院であれば自己負担なしで受診することができます。
ただし労災と認められるのは、アルバイトと関係する事柄となります。腱鞘炎の場合は、上肢障害の労災認定が当てはまるため、まずは認定基準に該当するかをチェックしてみましょう。
(参考:「上肢障害の労災認定 – 厚生労働省」
 
 

3、腱鞘炎になったらバイトは休める?

 
カフェバイトで腱鞘炎になるってホント?なった時はどうする?
 
腱鞘炎になると手首を動かすだけでも痛みが生じるため、日常生活に支障をきたしてしまいますよね。そのような状況だと、カフェバイトをするのは難しくなるため、店長に症状を伝えて休ませてもらうことをおすすめします。通院や手術が必要であれば医師との相談の上、今後のアルバイトの勤務について考えるようにしましょう。
また痛みが慢性化している場合は、シフトを減らしてもらったり手首に負担がかからない業務に変更してもらうなどの対策も必要です。痛いからといって無断欠勤をしたり、嘘をついて休むのはやめましょう。
腱鞘炎がきっかけでカフェバイトを辞めるのは最後の手段として考え、無理のない範囲で続ける方法を店長と話し合うことが大切です。
 
 

4、まとめ

 
カフェバイトで腱鞘炎になるってホント?なった時はどうする?
 
カフェバイトは肉体的に負担がかかる仕事内容が多いため、腱鞘炎になってしまう人も少なくありません。自己流で処置をするのではなく、早めに病院に行って治療をしてもらうことが肝心です。
労災についての疑問や相談は専門機関の相談窓口があります。アルバイト先が対応してくれない場合や店長に相談しにくい場合は、こちらの相談窓口を利用するようにしましょう。
 

*労災保険相談ダイヤル
電話番号 0570-006031
【受付時間:月〜金 9:00〜17:00】(土日祝、年末年始を除く)