カフェでバイトを始めた時、一番最初にぶつかる壁がメニューを覚えること。様々な業務がある中で、まずはこのメニューを覚えないことにはお客様からオーダーをとったり適切な説明をすることができません。特にメニュー数の多いカフェだと覚えられずに苦戦してしまうことも。
ですがカフェバイト経験者なら誰もが通る道。一度覚えてしまえば格段に仕事が楽しくなるため、気合いで覚えてしまいましょう。効率よくメニューを覚えるテクニックをご紹介します。
「わざわざメニューなんて覚えなくても、お客様から注文された料理を出せば良い」と思うかもしれませんが、それでは理想の接客を行うことはできません。店員としてすべてのメニューを把握していないと、よく似たメニューと間違えてしまうことでオーダーミスにつながったり、お客様に料理のことを聞かれてもわからずに戸惑ってしまうなど、信頼関係にも影響します。
店員として責任感を持って働くためにも、メニューを覚えるのは必要不可欠なことと言えるでしょう。
フードからドリンク、スイーツに至るまで数が多いカフェのメニュー。パッと見ただけでは到底覚えることはできません。そのため始めはとにかくメモをして覚えることからスタートしましょう。
長い料理名やカタカナだらけの覚えにくいメニュー名は覚えるのに苦戦します。ですがメモに書くことで自然と頭にインプットされていくもの。学生の頃のテスト勉強をする感覚を思い出し、ひたすら書いて覚える方法を試してみましょう。
お客様から注文を受けたらそのあとに復唱をして確認をしますよね。また料理を出す時にもはっきりと大きな声で何の料理かを伝えてからお出ししないといけません。
そのため何回も声に出して練習をすると覚えるスピードも早くなり、実際にお客様の前で声に出す時も自信を持って伝えることができます。
書いて覚えたら、声に出してみる。この繰り返しで数あるメニューもどんどん覚えていくことができるでしょう。
例えばパスタが人気のカフェの場合、その数は何十種類もありいきなりすべてを暗記するのは難しいものです。一つずつ覚えているのは時間がかかるため、まずは人気メニューから覚える作戦が◎
先輩スタッフや店長に、どの料理が人気かを聞いてその料理について徹底的に覚えるようにします。何の材料が使われていてどこがオススメポイントかまで覚えておくと、接客の際に役立つので好印象を持たれるでしょう。
そうすると他のメニューもだんだんと覚えていくことができるので、メニューの数が多いカフェはこの覚え方が向いているかもしれません。
効率よく一気に覚えるならメニュー表をスマホで撮って、映像化して覚える方法もオススメ。写真に撮っておけば、バイトに向かう電車の中や家でも覚えることができ時間を有効に使って覚えることができます。
いつでもどこでも覚えることを習慣化すれば、あっという間にメニューを暗記することができることでしょう。
カフェのバイトで苦戦しがちなメニューを覚える作業も、集中して行えばすぐにマスターできます。人それぞれ覚え方の向き不向きがあるので、自分にベストなやり方を見つけてみましょう。
新人の頃は接客の際にメモを見ながら行っても良いとされているカフェも多いもの。すべてを覚えていないからといって仕事ができないわけではなく、実際に接客をしたりお客様と関わる中で自然と身に付いていきます。もしそれでも不安に感じるのであれば自分がよく行くカフェやチェーン店のカフェであれば、ある程度メニューを把握しているはずなので、そのようなカフェを選ぶのも良いでしょう。
とにかく実践あるのみ、焦らず楽しくカフェバイトを頑張ってくださいね!