オシャレなカフェで働くのって、なんだか憧れてしまいませんか?でもそこにはカフェ店員を経験した人だからこそわかる、あるある体験がたくさんあります。楽しいことややりがいを感じながらも、ちょっぴり大変なことや失敗したエピソードなどもあることでしょう。そのあるある体験をまとめました。
毎日来てくれる常連さんとは顔なじみになるので、自然と仲良くなります。「今日は来るの遅かったですね」や「いつもので良いですか?」など、常連さんとだからこそできるコミュニケーションが毎日の日課となっているのです。
新人の頃はまずメニューを覚えることから始まります。メニューを書き写したメモを握りしめながらオーダーをとったり、”ジェノベーゼ”や”ボンゴレビアンコ”などの横文字に悩まされた経験をした人も多いのでは?なかには常連さんから教えてもらうなんて時も。
1日の中でもっとも忙しいランチタイムは、とにかく忙しいのでひたすら動き回っていることもあるあると言えるでしょう。お客さんにとってはゆったり過ごせるカフェでも、店員さんにとっては息つく暇がないのが現実です。ただ、こなした後の達成感は格別なのです。
オーダーを取る際に、お客さんが何にしようか迷っていると決まるまで待つことになります。そんな時「この方は何を注文するのかな?」と勝手に予想してしまうのです。見事予想が当たると心の中で「よし、当たった!」と密かに喜んでしまったり。
オシャレなカフェでは、サプライズでバースデーケーキをオーダーされることも多いもの。ただホールスタッフとしてそれを運ぶのはなかなかのプレッシャー。落とさないように、バレないようにと慎重に運ばなくてはいけないので緊張が走ります。
ホールスタッフ同様、キッチンスタッフにとってもランチタイムは忙しさMAXの状態。次から次へと流れ込むように入ってくるオーダーを受け、急いで調理や盛り付けをしていても、どんどん溜まっていくオーダーの数々。「ちょっと待って!」と思わず叫びたくなる経験をした方も多いことでしょう。
キッチンスタッフとして働いていると、いつの間にやら料理の盛り付けが上手くなってきます。パスタをくるっとさせながらお皿に盛り付けたり、スイーツのソースの描き方など、カフェならではのセンスの良い盛り付け方をマスターしてしまうのもあるあるです。
お腹がペコペコな時は、目の前にある料理をつまみ食いしたくなる衝動に駆られがち。パンのひとかけらでも、スープを一口でもいいから「早く何か食べたい!」と思いながらも仕事をしなくてはいけない、その葛藤と戦いながら頑張っているのです。
逆にお腹がいっぱいの時は、料理の匂いで「うっ」となってしまうことも。いくら美味しそうな匂いでも、今だけは何も嗅ぎたくないと思ってしまいます。
新人の時は皿洗いばかりしている気になってしまうもの。さっき洗ったばっかりの気がするのに、すぐにお皿は溜まっていきます。ですが次第にスピーディーに皿洗いをこなす技を身に付けるのです。
バリスタはいわばコーヒーのプロ。コーヒーに関しての知識がどんどん増えていくので、その知識を誰かに披露したくなりがちです。とりあえずまずは親に知識自慢をして、バリスタとしてのモチベーションをアップさせるのです。
常連さんの好みの濃さや好きな味などを熟知して、何も言われずとも用意することができるのは、バリスタとしての腕が磨かれた証拠。若干ドヤ顔をキメているのがバレませんように。
バリスタをしている以上、いつかは自分のお店を持ちたいと思っている人が多いでしょう。難しいことや上手くできないことがあっても今は修行の時と思って、ひたすら技術を身に付ける努力をしているのです。
オシャレで広々としたカフェなのに、バックヤードが狭いというのもよくある話。ロッカーが置いてあるとさらに狭くなり、着替える時に少々手こずってしまいます。バックヤードの着替えは最小限に抑えるために、自宅からシャツやパンツを履いて出勤するという工夫をしている人も多いようです。
カフェ店員はコーヒー好きが集まるもの…というわけでもなく、実はコーヒーが飲めないという人もいるようです。
カフェに流れる音楽をいつの間にか覚えて、つい口ずさんでしまうのもよくあること。ボサノバやジャズなどのカフェミュージックは耳に残りやすいので、他のカフェや雑貨屋さんなどで流れる似た音楽にも反応してしまいがち。
カフェ店員ならではのあるあるをご紹介しました。カフェでの勤務経験がある人はきっと共感できることがあったのではないでしょうか?これからカフェで働いてみたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。