カフェ店員はいつも愛想よく接客をすることが求められます。お客様をおもてなす気持ちが大切なので、どれだけ疲れていても笑顔で対応するように心がけるのは接客業の基本です。
ただそうはいっても人間なのでイライラすることもあるようです。特に迷惑なお客さんがいる時は、内心「早く帰って……!」と願っていたりすることも。
今回はそんなカフェ店員のリアルな本音をご紹介します。
コーヒーを注文してそこから何時間も長居する客には、正直うんざりしてしまうようです。特に学生が勉強がてらカフェを利用する時に、このようなパターンが多いのだとか。
せめてワンオーダーで2時間程度が常識なので、それ以上居座る時は追加で注文するのがマナーですよね。
他のお客様に迷惑になるような声のボリュームで話す人や、大声で電話をするような人は典型的な迷惑な客です。「お客様は神様」と思っているタイプの人に多い傾向で、店員が注意を促しても無視するか逆上してくることも。
いくらお客様とはいえ、自分中心で横柄な態度をとるような客はカフェ店員から嫌われてしまいます。
お会計の時に「ポイントカードどこだっけ?」「アプリがどれかわからない」などの理由で、もたもたする人がいますが、笑顔で対応しつつも内心「早くして……。」というのがカフェ店員のリアルな本音。特に混雑している時は、他のお客様がイライラしている空気を感じて、余計にストレスを感じたり。
レジで必要なものはお会計の前に準備をしておくべきですよね。
お客様に呼ばれてオーダーをとる時、「やっぱりこっちにしようかな」と注文がなかなか決まらない人は、カフェ店員にとってイライラする瞬間です。
他のお客様の対応もしなくてはいけないのに、一人のお客様の注文が決まらない時間を待ち続けるのは非効率的なこと。注文する料理を決めてからオーダーをするのがマナーです。
常連さんはとてもありがたい存在で、ちょっとした世間話をするのもカフェ店員にとっての楽しみな時間です。ただなかには必要以上に話しかけてくる人もいて、業務に支障をきたすことも。
一応勤務中であることを、常連客にもわかってほしいのがカフェ店員の本心のようです。
圧倒的に迷惑がられる客は、マナーが悪い人。テーブルに足を乗せたりソファに寝転がったりと、誰がどう見ても不快に感じる行動をする人は、出禁にしたいくらいの存在です。
店によってはブラックリストや要注意人物として、カフェ店員同士で周知しておくこともあるようです。
接客業あるあるともいえる、店長への不満を抱えるカフェ店員は多いようです。店長という立場上、どうしても嫌われやすい存在ですが、「感情の起伏が激しい」「自分もミスするのにスタッフのミスには厳しい」「言ってることが毎回違う」「仕事ができない」などの様々な嫌われる理由があるのだとか。
店全体の雰囲気にも影響するため、店長含めスタッフ同士の仲がいい職場が理想ですよね。
小さなカフェの場合、更衣室がないこともよくある話。私服の上からエプロンをつけるだけなら着替えるスペースは必要ありませんが、上下を制服に着替えなくてはいけないのに、そのスペースがないと出勤のたびにイライラしてしまいます。
特に女性には重要な問題なので、働きやすい環境を整えるためにも着替えるスペースくらいは確保してほしいですよね。
カフェ店員の時給は900〜1,200円程度で、学生のアルバイトには問題ない給料かもしれませんが、一人暮らしをしているフリーターや長く働いている人にとっては時給の低さに不満を抱える人も。
「こんなにシフトに入って頑張ってるのに時給が上がらない!」と嘆くカフェ店員も多いでしょう。
時給はそれほど良くないのにも関わらず、仕事が忙しすぎることもカフェ店員の抱える悩みの一つ。ピークタイムは動きっぱなしでとにかく忙しいため、体力的に辛い部分です。
カフェで働く以上仕方のないことかもしれませんが、それなら給料や待遇を改善してもらわないと納得できないと感じてしまいますよね。
カフェ店員が抱えるストレスや悩みをご紹介しました。接客業のため、嫌なことがあってもニコニコして笑顔で対応しなくてはいけないため、どうしても我慢をしてイライラが蓄積されていきます。
他のスタッフに話を聞いてもらったり適度に息抜きをして、イライラを解消する方法を見つけたいですね!