カフェバイトの面接では、履歴書が必要になります。履歴書には名前や住所、学歴や志望動機などを記入しますが、「本人希望記入欄」という項目があることを知っていますか?ただこの項目になにを書くべきなのか悩む人も多いと思います。
今回はカフェバイトの履歴書の「本人希望記入欄」の正しい書き方について解説します。
履歴書にある「本人希望記入欄」とは、「アルバイトをする上で譲れない条件」がある場合に記入する項目です。本人希望記入欄には「特に給料・職種・勤務時間・勤務地その他について希望があれば記入」と補足されているため、自分の希望を自由に記入すればいいと考える人も多いですが、あくまでも譲れない条件がある場合のみ、記入します。
学生の場合、授業やテスト期間などで出勤できない曜日や時間帯、期間があればその条件を記入します。もし希望することがない場合は、「貴社の規定に従います」と記入しましょう。
<書いていいこと>
本人希望記入欄には、勤務できる時間や出勤可能な曜日は記入してもよいため、面接を受ける段階でわかっていることを書くようにしましょう。
例えば「火、水、土、日の週4日勤務、平日は17時以降の勤務を希望します。ただし7月はテスト期間のためお休みさせていただきたいです」と具体的に書くと面接官にも伝わりやすいです。
カフェバイトの場合、ホールかキッチンのどちらかに配属されるため、自分の希望があるなら「ホールを希望します」と書きましょう。
またチェーン店のカフェなら勤務地を選べることもあります。希望する勤務地があればその店舗名と希望する理由を、もし希望がない場合は「配属に従います」と書くとよいでしょう。
<避けた方がいいこと>
給料や待遇に関することを書くのは、印象が悪くなるため注意が必要です。これらの情報は求人募集の広告を見れば把握できることなので、事前に調べておくようにしましょう。もし質問したいことや希望があれば、面接官に直接聞くのが基本です。
本人希望記入欄は、どうしても伝えておきたい希望がある場合のみ記入します。特別な事情もないのにあれこれ希望を書いてしまうのは、マイナスな印象を与えてしまいます。面接官に「わがままな性格なのではないか?」「働く意欲がない」と判断されて、不採用になりやすいでしょう。
履歴書には志望動機を書く項目がありますが、伝えきれなかった内容を本人希望記入欄で補足しようとする人もいます。ただ本人希望記入欄は、志望動機を書くための項目ではないので履歴書を書く際には気をつけましょう。
カフェバイトの面接では必ず必要になる履歴書。本人希望記入欄にはなにを書けばいいのかわからなくて困ってしまう人も多いと思いますが、希望がある場合のみ記入しましょう。希望を書いただけで印象が悪くなることはないので、その理由と書き方に気をつければ採用に影響することもありません。
正しい書き方を身につけて、楽しいカフェバイト生活をスタートさせましょう!